脳梗塞や脳出血の複視・同名半盲対策、脳の可塑性を信じよう!

「活脳鍼」脳卒中の後遺症に効果的 複視・同名半盲対策

  「活脳鍼」

  脳卒中の後遺症に効果的

  複視・同名半盲対策

脳梗塞や脳出血の後遺症として手足の運動マヒや感覚麻痺が筆頭に挙げられますが、複視や同名半盲に悩む方もいます。

難治な後遺症で、専門医でも手を焼いています。

当院では、長きに渡り複視をはじめ、同名半盲、半側空間無視などの視野障害と対峙してきました。

臨床的には活脳鍼を行うことで、多くの改善例をみています。

複視に関しては全く二重に見えなくなった、日常生活においては全く問題ないという顕著な改善例も稀ではありません。

少なくともほとんどの症例で何らかの改善をみています。

同名半盲に関しも多くの症例で視野の広がりをみています。

大きく視線や首を回さなくても前が見えるようになった例も多数あります。

半側空間無視の症例は少ないのですが、改善例があります。

脳の可塑性を信じよう!

この効果は活脳鍼の刺激が全脳に及んでいるからと、推測できます。

光トポグラフィーによる調査では、明らかな前頭葉や頭頂葉の血流増加をみました。

活脳鍼は視床を介して脳に刺激を与えますので、前頭葉や頭頂葉の血流増加という結果から、側頭葉、後頭葉、小脳や脳幹にも刺激が及ぶものと考えられます。

活脳鍼を受けた当初は、脳から眼に向かう信号は弱いので、何となく明るく見える、何となく見え方がいつもより良い、視野がぼんやり広がったなどと感想を聞くことが多いのですが、治療を重ねるうちに改善を自覚するケースが多くなります。

回路が強化され、強い信号が流れるようになるのでしょうか。もしかしたら新たな回路が築かれるのかも知れません。

脳の可塑性を示唆する現象です。

活脳鍼の作用機序はコチラ>>

脳梗塞や脳出血の損傷部位が脳幹だと、後遺症として複視の発症を多々みます。

側頭葉や後頭葉だと同名半盲です。

側頭葉や後頭葉、前頭葉の中前頭回や中心前回の損傷だと、半側空間無視が起こることがあります。

活脳鍼の効果を示唆する喜びの声

活脳鍼は上述の通り、これらの脳領域に刺激を与え、神経の伝達回路に影響を与えると推測できるので、複視や同名半盲に効果を示すのではないかと考えています。

複視や同名半盲に対する作用機序と臨床報告はコチラ>>

実際、活脳鍼による複視、同名半盲の改善は、多くの自筆の感想文が裏付けています。

専門医が首をかしげる例もありますが、正真正銘の事実です。しかも即効性があります。

当初の治療でも何らかの改善を認める例が圧倒的です。

そこで、活脳鍼を受けた複視や同名半盲の方の感想をご紹介しましょう。

実筆の喜びの声です。

●女性 60代 脳出血後遺症 右同名半盲 視野のゆがみ

当初困っていた症状をお書きください。

脳出血の後遺症による視野の一部欠損と視野全体のゆがみ

現在どのように改善したかをお書きください。

ゆがみはもう完全になくなりました。欠損部分はまだあるものの地位s小さくなってきた気がします。いつも院長先生はじめスタッフの皆様の優しく丁寧な施術のおかげで安心して通院しています。

●男性 50代 脳出血後遺症 右同名半盲 認知機能障害

当初困っていた症状をお書きください。

脳出血後遺症(半盲、認知機能低下)

現在どのように改善したかをお書きください。

まだ治療中なのではっきりしませんが、視野が広がった感触があるようです。また、何となく良い違いが感じられているようです。継続するうちにわかると思うので楽しみです。

まだ治療中なのではっきりしませんが、視野が広がった感触があるようです。また、何となく良い違いが感じられているようです。継続するうちにわかると思うので楽しみです。

●男性 60代 脳梗塞後遺症 右同名半盲 片麻痺

当初困っていた症状をお書きください。

半盲でとても見づらい状況、手足のしびれも有り。

現在どのように改善したかをお書きください。

目の見え方がクリアーになった。見える範囲も広がった。

●男性 70代 後頭葉の梗塞による左同名半盲

当院で治療を受ける前はだんな症状でお悩みでしたか?

脳梗塞を発症して後頭葉の視覚を司る部分にて障害を起した為視野の欠損状態となった。診断は左半盲で視覚の範囲は40%位となり集中力がかなり減退した。

実際に治療を受けていかがでしたか?

治療を施していただきまして、視野が60%位迄に回復した状態に感じています。又視力が両眼共”1.2”の状態が保たれています。

女性 50代 椎骨動脈解離による脳幹梗塞後遺症 複視 右感覚マヒ 発症前より不同視

当院で治療を受ける前はどんな症状でお悩みでしたか?

私は5年前の54才の時に椎骨動脈解離で突然倒れました。

数日の安静の後、自分で立つどころか起きる事も出来なくなってました。

リハビリ頑張り杖使用で退院する事が出来ましたが、視野の複視と右半身の感覚障害があり運動障害にはリハビリがありますが、私の障害は自然治癒しかなく、治る確率が少ないので治らないと思っていた方が良いと言われて退院しました。

実際に治療を受けていかがでしたか?

入院中に先に退院した方がこちらの治療院へ通い運動障害が軽減されていたのを目の当たりにして入院中に治療の予約をして退院2日後に治療を始めました。

1年後には、何も感じなかった右手右足が少しずつですが冷たさや痛さなどを感じる事が出来るようになりました。

また視野の複視の範囲も狭まりました。今は予防のために治療院へ楽しく通っています。

病気になる前はひどいガチャ目で左目の視力が悪かったのも治療のおかげで視力検査の方もビックリされる位に左右が同じように回復しました。

●男性 40代 くも膜下出血後の脳幹圧迫後遺症 左視野障害 両肩痛

当院で治療を受ける前はどんな症状でお悩みでしたか?

左目が見えない、両肩が上らない

実際に治療を受けていかがでしたか?

左目のにごりが消えもとどおりに見える様になった。

両肩も少しずつよくなり痛みも少しずつ軽くなった。

女性 50代 脳幹梗塞後遺症 頑固なめまい 左顔面・下肢知覚マヒ 軽度複視

当初困っていた症状をお書きください。

脳梗塞発症後、左顔面と左足が熱、痛みを感じづらくなるマヒ、また後遺症によるめまいがあり、複視あり、インターネットにてここを見つけて来てみました。

現在どのように改善したかをお書きください。

来て数回は特に何も感じませんでしたが、やめようと思った1ヶ月後ぐらいから痛みが少しづつ感じる様になり、今は半年過ぎになりますが、気がつくとめまいは今までは毎日朝起きるとしていたのが、月に2~3回あるかないかになりました。

複視も良くなりました。

継続して来て良かったです。

これからも続けるつもりです。少しづつでも良くなる様に!

●男性 50代 脳幹梗塞後遺症 複視 眼瞼下垂 羞明

当初困っていた症状をお書きください。

カテーテルをした後、脳幹梗塞になりました。症状は複視とまぶたが垂れること、そして眩しいことでした。

現在どのように改善したかをお書きください。

りゅうえい先生の針治療を1年ぐらい受けて、まぶたが垂れるのも眩しいのも感じなくなりました。

複視もかなり良くなって、下の方を見るとき以外は問題なくなりました。

本当に有難うございました。

●女性 50代 右延髄梗塞後遺症 ふらつき めまい 複視 ワレンベルグ症候群 眼振 複視 嚥下困難 構音障害

当初困っていた症状をお書きください。

①体幹疾調(ふらつき、めまい)歩行困難(杖、介助必須)

②ワレンベルグ症候群(右顔面神経麻痺・外転神経麻痺)

③視覚障害(右目の眼振、複視あり)

④嚥下機能障害(食物の飲み込みできず流動食摂取)

⑤構音障害(発音がききとれない・ききずらい)

現在どのように改善したかをお書きください。

①めまい・ふらつきはあるが、リハビリの成果あり、杖使用ひとりで歩行できるようになった。

②ワレンベルグ症候群であるしびれは少し軽減され、それほど気にならなくなった。

③右目の眼振は消え、複視はなくなったが、まだ右目にはゆがみが残り、違和感あり。

④嚥下リハビリ効果あり、食事を楽しむことが出来るようになった。反面、激太りしたため、足むくみ、ダイエットに苦戦中。

⑤口の中に溜まる泡が減り、復職を期に、発音を気をつけるようになり、改善された。

●女性 70代 脳幹梗塞 小脳失調 抑うつ 羞明ふらつき めまい

当初困っていた症状をお書きください。

朝起きるとき、頭の中が真っ暗で眼がまわり辛かった。

生きていることがつらいと思った。

音(太鼓や他の楽器、人間の話し声、怒鳴り声など)耳栓をしなければ我慢できないくらい煩わしかった。

光、殊に晴天の日の太陽光線が眩しく耐えられなかった。

又、電気の光も、黄色が特に苦手だった。身体が云う事をきかず、自分で行動することが全く出来なかった。

現在どのように改善したかをお書きください。

朝起きるときの辛さは殆ど無くなった。

以前に比べると、音による苦痛も前より少なくなった。

低気圧の時、人混みのなかで辛くなることはあるが、光については以前を思うと嘘のようです。

目下治療中ですが、今かけているサングラスをはずせるようになりたいです。

以前、足がゾウさんのように太かったが、おかげさまで今はカモシカのよう(?)に細くなった。

日常の行動も自分でやろうと思った事が徐々に出来るようになって来ました。

●女性 50代 後頭葉の梗塞による左同名半盲

当初困っていた症状をお書きください。

台所で食事の準備をしていると、急にめまいがして立っていられなくなりました。

ロレツもダメになっていましたので、家族につれられて病院に行くと、脳梗塞ということで即入院することになりました。

徐々に右側が見えなくなり、死んでしまうのではないかと恐怖を感じました。

退院後、手足のマヒはありませでしたが、右側の視力は回復しませんでした。

もとにもどる可能性はないかもしれないとのことでした。

現在どのように改善したかをお書きください。

針治療を受けて、直ぐに視界が広がる感じがしました。

続けているうちに上の方が見えるようになりました。

最初にうちは気持ちがしずんで何もする気にはなれませんでしたが、今は視野も広がりましたし、慣れてきたので、積極的に家事も外出もしています。

感謝しています。

以上、活脳鍼の自筆の改善例をご紹介しました。

その他、視野検査データを指標にした改善例もあります。

同名半盲の視野欠損が回復していく様子が解ります。

是非ご参考にしてください。

視野検査の結果が示す活脳鍼の効果>>

視野検査の結果が示す活脳鍼の効果

活脳鍼の複視や同名半盲に対する効果は目を見張るものがあります。

次は治療の実際です。

活脳鍼による複視の治療の実際。

1.先ずは問診、次に脈診や舌診などの東洋医学的検査をします。
特に問診において、羞明や1日の症状の変化の有無は必須です。
専門医による検査結果があれば、それも参考にします。

2.眼球突出、眼瞼浮腫、眼瞼下垂、瞳孔径の左右差、眼球の位置などを観察します。

3.次に示したホワイトボードのマークを眺めてもらい、どの位置で二重に見えるかを確認します。

4.いよいよ施術です。先ずは体質に応じたツボや、手足や胴体の複視に効果があると言われているツ ボに鍼を刺します。

5.次に活脳鍼です。顔や頭に鍼を刺します。特に目の周りの眼輪筋、口の口輪筋、咬筋、広頚筋、耳 介にあるツボは大いに利用します。
活脳鍼

6.15~20分後、活脳鍼以外の鍼を抜き、手足や頭のツボに小さなお灸、あるいは電子灸をします。
活脳鍼

7.リハビリです。つまり、ホワイトボードで二重に見えたマークを凝視します。活脳鍼直後は効率的な目のリハビリが可能です。

お灸といってもチクチクする刺激を感じるはずです。
電子灸も同じような体感です。
所要時間は1時間前後です。

活脳鍼による同名半盲の治療の実際

1.先ずは問診、次に脈診や舌診などの東洋医学的検査をします。
専門医による検査結果があれば、それも参考にします。

2.目の前を直視させ、見える範囲を調べます。眼球を動かさず、見えなくなる境界に指を持ってゆき、半盲の程度を把握します。

3.次に示したホワイトボードのマークを眺めてもらい、どの位置で見えなくなり始めるかを確認します。

4.いよいよ治療です。先ずは体質に応じたツボ、手足や胴体の同名半盲に効果があると思われるツボに鍼を刺します。

5.次に活脳鍼です。顔や頭に鍼を刺します。耳の周りや頭頂部、側頭部、後頭部にあるツボも必須で す。

6.鍼を介して微弱な電流を流します。1.5ボルト程度の電圧なので、電気刺激を感じることはありません。但し、脳は敏感にキャッチしています。

7.15~20分後、活脳鍼以外の鍼を抜き、手足や頭のツボに小さなお灸、あるいは電子灸をします。

8.リハビリです。再度ホワイトボードを眺めてもらい、見えなくなり始めたマークを凝視します。活脳鍼直後は効率的な目のリハビリが可能です。

視るということは、単に眼球のそれぞれの組織が機能するだけでは達成できません。大脳皮質-大脳基底核ループや基底核-脳幹系の投射も重要な役割を果たしています。更に前頭葉の前頭眼野や補足眼野の働きも必要です。複視も同名半盲もそれぞれのリハビリにより、様々な刺激伝達系を活発にする可能性があります。

所要時間は1時間前後です。

脳梗塞や脳出血は手足の麻痺を起こすだけではなく、損傷を受けた脳領域により複視や同名半盲、半側空間無視などを発症させます。

現代医学では治療の限界があります。

お悩みならば、一度治療の土俵を変えてみてはいかがでしょうか。

活脳鍼は多くの臨床の結果、自信を持ってお勧めできる複視や同名半盲、半側空間無視対策です。