今回の臨床報告 麻痺や痙縮、痛み、シビレの改善例

今回の臨床報告は、脳梗塞後遺症で左半身の麻痺を患いましたOさんのお話です。約一年半前から通院されていて、少しずつマヒ側の運動機能や感覚異常の改善がみられています。最近では、マヒ側のどの部分に痛みを感じるのかわかるようになったので、手指を動かそうとリハビリにも励んでいるようです。まだ、手指の拘縮や、太ももの筋肉の痙縮が強いところも気になりますが、普段の生活では動きやすくなっているという言葉を頂いております。ご高齢という点からみれば大きく改善されたことでしょう。

そんな折、マヒ側の腕を骨折してしまったという連絡が入りました。その後、来院した際その様子をみたら、腕全体が青紫色になっていてレントゲンを見ると完全骨折でした。高橋に状況を確認してもらうと、お灸で骨折の治りが早くなるということで、早速その治療も加えて行いました。治療頻度は、いつものように月に二回で通って頂きました。 約一ヶ月半が経った頃、ご家族の方から「もう骨がくっついた」と報告がありました。医者もあまりの治りの早さに、ただただ驚いてしまったとのことです。年齢からして、これだけ早く回復するのはなかなかないことでしょう。ご自身でできることとして、肉を多く食べるように指導していました。鍼灸は、色々な症状に対応できると改めて驚かされました。早く良くなってよかったと本人や家族の方も喜んでいました。マヒ側の筋肉が落ちないように徐々にいつものリハビリ運動を再開しています。