今回の臨床報告 麻痺や痙縮、痛み、シビレの改善例

今回の臨床報告は、脳梗塞後遺症で来院されましたIさんのお話です。
Iさんは左半身の麻痺を患い、肩から腕に掛けて重たいものを持っているかのような違和感があります。運動制限は、ほとんど見られませんが、その重さが強い為、生活に支障が出ている様子です。本人は早く仕事が出来るような身体に戻りたいという焦りの気持ちもあります。
約週に一度のペースで来院されており、活脳鍼を施して症状改善を見込んでいます。
治療後は、幾分か重たさは取れているようですが、肩を回していくとまた重さが出てくるようです。さらに施術中は、鍼や灸の刺激にかなり敏感に反応してしまいます。
私はこれらの症状が中枢性感作からだと考えています。中枢性感作というのは、脳に過度な刺激やストレスを与えた結果、脳の過敏化が感覚そのものも過敏にしてしまうという現象です。
脳で一度記憶してしまった症状を改善するには時間が必要ですが、私たちも活脳鍼を応用して早期の回復に努めています。

活脳鍼は脳血流と神経の状態を改善し、活性化させる効果があると考えています。うつ改善、学習能力及び集中力の向上などにも期待できます。
脳の機能が低下すれば、自然と身体に不調を訴え症状を強く感じる場合もあります。活脳鍼はそのような辛い症状を改善する鍼灸技術だと我々は考えています。
この技術を多くの方に知って喜んでいただけるよう、これからもみなさんの力になれたらと思います。