今回の臨床報告 麻痺や痙縮、痛み、シビレの改善例

今回の臨床報告は、6年程前から物忘れなどの症状でお困りのSさんのお話です。最近病院で、認知症と大脳皮質基底核変性症と診断されたそうです。お連れ様のお話では、物忘れに加え、言葉が出にくい、右手足が動かしづらく、右手をなかなか使おうとしない、握る力が弱い。また、夜間頻尿と睡眠障害があり、転倒しやすいなど、様々な症状でお困りのご様子でした。ご本人にお話をお伺いすると、ご自分では、物忘れと夜間頻尿が気になるとのことでした。治療前にお名前とご住所、電話番号と今日ここへ来るまでの交通手段をお尋ねすると、お名前ははっきりと答えられましたが、残念ながら住所と電話番号、交通手段は正しく答えられませんでした。最初はとても緊張されていたご様子でしたが、鍼が痛くないことがわかり、また活脳鍼の効果により、だいぶリラックスされたのか、治療の途中で眠ってしまわれました。一通りの治療を終え、再度お名前とご住所、電話番号と交通手段をお尋ねすると、お名前はもちろん、電話番号と交通手段も正しく答えられるようになりました。住所は途中まででしたが、治療前よりも正しい答えに近づけることが出来ました。Sさんのそのお姿を見て、お連れ様は感激したご様子でビックリされていました。お帰りの際に、ご自宅でも出来る活脳鍼をご案内させて頂き、お二人とも、にこやかに帰って行かれました。まだまだ日常生活では大きな変化は感じられないとのことですが、こちらが質問することに対し、以前よりも正確に答えられるようになっておりますので、是非今後とも治療のお手伝いをさせて頂ければと思います。 認知症は、ご本人はもちろん、ご家族もとても辛い病気です。少しでも皆様が笑顔でいられる時間が増やせるよう、是非当院の「活脳鍼」をお試し下さい。りゅうえい治療院スタッフ一同、お待ちしております。