今回の臨床報告 麻痺や痙縮、痛み、シビレの改善例

今回の臨床報告は、脳梗塞を患いその後、四肢の不自由さはないものの、嗅覚異常を起こしてしまったTさんのお話です。Tさんは、当院で通院されている患者さんからの紹介で来院しました。脳梗塞を発症してからは、ほとんど匂いを感じることが出来なくなり、食事も美味しく食べられる時が減っていったそうです。

初診の治療中、鼻にアルコール綿花を近づけたところ、なんとなく消毒液の匂いがするとおっしゃっていました。ご自宅に帰られてからは、化粧水やお酢の匂いがほのかに感じていたそうです。久しぶりに匂いを感じることに喜んでいました。そして、二回目の治療後、線香を鼻に近づけると、匂いがするとハッキリ答えられました。三回目からは部屋に漂う線香の香りも感じるようになりました。

次第に匂いの感覚を取り戻していくので、毎回治療を受けに来るのが楽しみだそうです。 脳卒中の後遺症というのは、脳の障害された部分によって様々です。当院では活脳鍼を用いることで、色々な後遺症に対峙し、みなさんから喜びの声を頂いております。今後とも、当院の活脳鍼の良さを一人でも多くの方に知っていただけるように、ブログを通して伝えていきたいと思います。