今回の臨床報告 麻痺や痙縮、痛み、シビレの改善例

今回の臨床報告は、3年程前に脳梗塞を発症、左半身麻痺を患い、昨年11月から当院に通院されているSさんのお話です。
当院では、鍼の施術の後にお灸をやっていくのですが、Sさんはどうしてもお灸が苦手な為、鍼のみとリハビリを行なっています。
それに加えて、ご自宅で出来る置鍼を指導し、Sさんの頑張れる範囲で治療に取り組んでいます。
鍼灸セットで施術を受けられたほうが、相乗効果によって、より改善が期待出来るのですが、それでもSさんは以前に比べて、動きが良くなってきたと実感されており、いつも近況を先生に報告して下さいます。
最近では、足の冷えとむくみが強くみられた為、灸頭鍼という熱くないお灸で、足を温める治療を施したところ、お風呂に入った後のように足がポカポカしたと、喜んでおられました。
嫌いとおっしゃっていたお灸を、そんなふうに喜んで頂けて、私はとても嬉しく思いました。

Sさんのように、お灸が苦手だったり、鍼が怖いなど、なかなか治療に踏み切れない方もいらっしゃると思います。
是非1度ご相談下さい。1人1人の体調を考え、患者様の出来る範囲で治療を行なっていきます。
一緒に頑張っていきましょう。スタッフ一同お待ちしています。